はじめに



 このブログは世界史の人物エッセイ集です。



 ただし、今までの世界史とは視点がちがいます。

 上から目線ではなく、一般民衆の立場から、自由・平等を中心とする基本的人権の獲得を中心テーマにしました。



 僕は、このような歴史のとらえ方を 「人権史観」 と呼んでいます。

 僕たちが今まで学んできた歴史とは、いったい何だったのでしょうか。



 誰のための歴史だったのか、ということを考えると、疑問に思えてくることがあるのです。

 それは、 「どの視点から歴史を見ているか」 ということです。



 学校の教科書をはじめ、数多くの歴史書では支配者、権力者の立場から歴史上の出来事を他人事として見ていなかったでしょうか。



 一般庶民の立場から見て、自分たちのこととして歴史を考えれば、使用する語句や文章はおのずと変わってくるでしょう。



 たとえば「反乱」という言葉があります。



 これは支配者の立場からの言葉であり、一般庶民の目から見れば 「独立戦争」 であり 「自由のための戦い」 であり 「解放運動」 であるわけです。



 具体例をあげると、1957年にインドでおきた世界史上有名な大事件は 「インドの大反乱」 とか 「セポイの反乱」 とよばれています。



 しかし、これはイギリス側から見た言葉で、インドの側から見れば 「インド独立戦争」 であり 「インド解放運動」 となるでしょう。



 結果はイギリスが勝って、インドを植民地にして支配することになったことはよく知られている事実です。

 長い世界の歴史をよく見ると、それは支配と差別の歴史である、といっても過言でないくらいです。



 統一という名のもとの人権侵害をしてきた人物が大きく取り上げられ、自由と反差別のために闘った人たちがあまり大きく取り上げられていない、と感じているのは僕だけでしょうか。



 この支配から解放された状態が 「自由」 です。

 自由とは自分の思い通りに行動できることで、一人一人が幸せになるためには不可欠です。



 このことは誰もが認めるところでしょう。



 しかし、現実には家族や周囲の人間関係、自分の住む地域や職場、さらに国や世界といったレベルまで、数々の支配が個人の自由を束縛しているのです。



 自分の内側から生じる支配もありますね。

 知らず知らずのうちに、自分自身で自分の自由を奪っていることがありませんか。



 世界史をひも解くと、世界のどの地方、どの文化にも奴隷制というシステムがあり、また身分があり差別がありました。



 「差別」 は長い間、支配者の支配のための道具として使われてきました。

 そして今も世の中の至る所で使われています。



 このことに気づいていない人は意外と多いのではないでしょうか。



 また、気づいていても、その差別と支配からなかなか抜け出せずに苦しみ、自分の生き方に疑問を持っていらっしゃる方の数は計り知れないと思います。



 僕自身も、数年前までまさにこのような状態でした。

 差別したり差別されたりという経験は、人間なら誰にでもあると思います。



 僕がこのエッセイを書く目的は、世界史を見る視点を変えることによって、自由で心豊かに生き、差別意識から解放される人を一人でも増やすことにあります。



 学校の授業や、多くの歴史書ではなかなか気づかなかった 「人権史観」 を世界に広く伝えていくことをめざして執筆します。



 そのためには、自由と平等をこよなく愛し、権力や差別と闘った先駆者たちに光を当てることから始めたいと思います。



 これまでの自分の生き方に自分で気づき、その生き方を変えて、幸せになれる人が一人でも多く増えるように願っています。




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